錬金術つかい(寛訳2)(“El Alquimista”)

第一部
少年は名をサンチアゴと言った。日が暮れ始めたころ、彼は羊の群れとともに見捨てられた古い教会の前に着いた。天井はずっと前から壊れていて用具室のあったところには大きなシカモアイチジクが育っていた。

錬金術つかい(寛訳1)(“El Alquimista”)

序詞
錬金術師はキャラバンの誰かが持ってきていた一冊の本を取った。その巻には表紙がなかったが、その著者を特定することができた。オスカーワイルド。ページをくっていくとナルシソに関する物語が記されていた。

再開するぞ

去年の7月16日に最初の投稿をしてからというもの、ちょこまかとキュレーションを蓄積しようとしつつ上手くできず、仕事も忙しく、サイト全体の設計もうまくできないままで、ずっと放置してしまった。