[pickup] Boston Area Adds ‘Rapid-Response Bus Lanes’ for Pandemic Transportation

米国マサチューセッツ湾交通局、コロナ禍でバスの乗客数を半減させた代わりに14マイル(22.4km)のバス専用レーンを急ピッチで整備。ボストンエリア四市と協調し、計画から実現まで通常6~8カ月のところ4カ月。平常時の渋滞を基に整備点を選定。 https://nextcity.org/daily/entry/boston-area-adds-rapid-response-bus-lanes-for-pandemic-transportation

[pickup] MTA pilots smartphone app to help blind and low-vision bus riders

米国ニューヨークのMTA、盲・弱視者がバス停を見つけ(40フィート=約12m)、次のバスの到着時刻と混雑状況を知り、到着時に乗車することを支援するアプリを開発し、パイロット事業を開始。2020年のコンテストで選ばれた9つのスタートアップのひとつNaviLensのアプリ。 40フィートはちょっと狭い気がするけど、広範囲の案内は別のアプリがおそらく既にあるのだと思う。そこの連携があれば良いのだけど。 MaaS含めて新しい便利なサービスがたくさん出てくる中で、取り残さずに進むということが本当に大事。

[pickup] Autonomous Electric Shuttle Pilot Project in Fairfax County

米国ヴァージニアのフェアファックス郡で産官学連携の自動運転電気シャトルのパイロット事業が開始。月~木の10~14時、15-20分毎、メトロ駅から2km弱離れた市街地(バスは直通していない模様)を約15分、最高時速16kmで結ぶ。リアルタイム運行情報も公開(アクセス時には見られなかったけど)。 https://www.fairfaxcounty.gov/transportation/autonomous-shuttle-pilot

[pickup] RATP beginning tests of Solaris Urbino 12 hydrogen bus in Paris

仏国パリ交通公団RATPがポーランドSolarisの燃料電池バスUrbino12の運用試験を開始へ。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201023-ratp.html Solarisは欧州最大規模の受注台数を誇る大手メーカーで、都市内・都市間型の三軸電気バスUrbino15LEも発表したところ。要ウォッチ。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201021-solaris.html

[pickup] Could Car Share Become a Part of Transit?

米国ミネアポリスとセントポールにて乗捨てカーシェア開始へ。PPP事業。交通利便性が低い低所得者が多く住む地区をターゲットに、他の便利で安価な交通手段(公共交通や自転車サービス)に到達して乗り捨てられることを想定。ステーションに返した場合は割引。 2000年代初頭に開始したカーシェアの半分は閉鎖された。高すぎる税金が一因。最大規模を誇るZipcarは、公共交通の整備された都市では「たまに運転する」顧客をターゲットにして成功し、顧客の半数が自家用車の購入を見送った。地方都市では学内に停車場を設けるなど大学生をターゲットにした。

[pickup] Only 60 per cent of U.S. transit agencies have cyber-attack preparedness plans

米国は公共交通を国家の安全に係る重要インフラ16セクターのひとつとしている。調査の結果、交通機関(対象90組織)の40%がサイバー攻撃への応答プランを持たず、36%がサイバー災害からの回復プランを持たず、67%がサイバー危機下のコミュニケーションプランを持たないことが判明した。

[pickup] How can urban cable cars support urban upgrading in Lima’s hilly settlements?

ペルーの首都リマのケーブルカー計画について。 (社会的な効果が期待できる等の一般的な内容)
世銀の技術協力が入ってるのは知らなかった。
なお同種の交通手段を日本語では一般に「ロープウェイ」と呼び、「ケーブルカー」だと別物になることも。言語をまたいだ時の名称の整理は地味だけどかなり重要。

[pickup] 国内初の自律走行バスが走る、羽田空港跡地のスマートシティーが本格稼働

羽田空港に隣接するHiCityの施設内循環バスとして自律走行バスの実証開始へ。フランスNavyaの車両。香港PerceptInの自律走行低速電動カートも。リアルタイム位置情報は鹿島建設の空間情報データ連携基盤「3D K-Field」で集約。 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2009/23/news044.html 単純にこういうのは興味が湧く。見に行きたい。 Navyaの車両どこかで(画像で)見たと思ったらMasdar Cityだった。2018年10月に導入しているらしい。

[pickup] To Build a Better Bus Lane, Just Paint It

米国の「TTL:戦略的公共交通車線」バス専用車線についてのUCLAによる調査。ペイントするだけで旅行時間や事故数に顕著な改善がみられる。パイロット事業で効果を示すことが大事。ボストン近郊Everettの「やってみなはれ」方式が面白い。