錬金術つかい(寛訳31)(“El Alquimista”)

「どうしてそんなに難しいの?」ある夜イギリス人に尋ねた。イギリス人が自分の本がないというのでやや機嫌悪く歩いていたのにも気づいた。

「理解する責任のあるものたちだけが理解するようにさ」、応えた。「もしみんなが鉛を金に変え始めたら何が起こるか想像してごらんよ。ちょっともしないうちに金が何の価値もしなくなってしまうよ。」

≫根気強い人たちだけ、たくさん研究する人たちだけが大いなる業を手に入れる人たちなんだ。だから僕はこの砂漠の真ん中にいる。真の錬金術師に会うためにね、記号を判読するのを助けてくれる。

「これらの本はいつ書かれたの?」男の子は尋ねた。

「何世紀も前さ。」

「その時代には印刷術がなかった」、男の子は強調した。「だから、みんなが錬金術を知ることのできる可能性はなかった。どうして、そうすると、この言語はこんなに奇妙で、絵でこんなに埋め尽くされているのかな?」

イギリス人は何も応えなかった。何日か前からキャラバンによく注意を払っていて何も新しいことを発見できていないと言った。唯一気づいたのは戦争についての話題が刻一刻と増えていることだった。

~続く~


27分。短い。こんなに短くて良いんですかという短さ。でもおかげで今日は溜まっていることができそうです。

少年ずばずば言うね。そして質問の畳みかけはちょっと嫌味な感じの教授みたい。「はて、君によると羊は低木をはじめとして出くわしたものを何でも食べるとのことだが、では棘のある花はどうかな?」と言ってきのこを用意している人、、ではないか。いずれにせよイギリス人とはあまり気が合ってなさそう。男の友情みたいなやつをつい最近育んだところだったのに、残念だったな。

今回のスペイン語小話はポルケとパラケ。

–Por qué son tan dificiles? (…)
–Para que sólo los que tienen la responsabilidad de enterder los entiendan

寛訳:「どうしてそんなに難しいの?」(…)
「理解する責任のあるものたちだけが理解するようにさ」

目には目を、ポルケにはポルケを、というのがスペイン語学習の初期に覚えることですが、ここではpara que。「~だから」でなく「~のために」とするとき、para queになるわけですね。つまり「どうしてそんなにお口が大きいの?」「お前を食べるためだよ!」というときには、「ぽるけ?」「ぱらけ!」となるわけです。対して「どうしてそんなに大きいの?」「ほっとけ遺伝だよ!」という場合は、「ぽるけ?」「ぽるけ!」です。

ところで初期のころ、同じポルケでも質問と回答で書き方が違うらしいというときは混乱しましたね。質問はpor quéで回答がporque。質問のほうがfor whatだとインプットして覚えられましたが、porqueの方はいったいどういうつもりなのか、for + thatなら別にpor queのままでも良かっただろうに、と思っていると、DLEによるとやはりpor queがくっついたものだったようです。まあ単純に、間違えにくくするための言葉の変化だと思いますが。「あはれ」が「あわれ」になったようなものでしょうか。

なおporとparaの使い分けはあまり得意でないので、テキストをひっぱってきて復習してしまいます。そう、今日は少し時間に余裕があるのです。興味のない方はものすごいスピードでスクロールしてもらえばよいのです。

  • La preposición por se usa:
    • con partes del día.
      • Prefiero desayunar fuerte por la mañana.
      • – Podemos salir mañana por la tarde. – De acuerdo.
      • PERO: de día, de madurugara, a las dos de la tarde.
    • para indicar la causa o el motivo de una acción.
      • No hay clase por la huelga.
      • Esto lo hago sólo por ti.
      • Os van a decir algo por coger fruta de los árboles.
    • para indicar el medio con el que se hace algo.
      • Envíame los documentos por mensajero.
    • para indicar el modo de hacer algo.
      • Siempre me cogen por sorpresa.
    • para indicar lugar aproximado o tránsito.
      • La calle mayor está por el centro.
      • Para llegar a mi casa hay que pasar por un puente.
    • para indicar una parte o lugar concretos.
      • Me golpearon por la espalda.
    • para indicar precio.
      • Te vendo mi ordenador por quinientos euros.
    • para indicar sustitución.
      • Cambia estos dólares por euros.
    • para indicar cantidad proporcional.
      • Tocamos a veinte euros por persona.
      • Esta moto alcanza trescientos kilómetros por hora.
    • con el infinitivo, para indicar acción sin terminar.
      • Nos quedan dos exámenes por hacer.
  • La preposición para se usa:
    • – para indicar destino o finalidad.
      • ¿A qué hora sale el ferry para Tánger?
      • Un mensajero ha traído un sobre para ti.
      • – ¿Para qué sirve esto? – Para destruir documentos.
    • – para indicar el término de un plazo de tiempo.
      • No comáis los pasteles. Son para esta noche.
      • Tenéis que preparar el presupuesto para mañana por la tarde. ←えっ!
      • Creo que para Navidad ya habré acabado la novela.
    • para expresar una opinión.
      • Para ti, la mala educación de Jorge no tiene importancia, pero para mí es imperdonable.
      • Para Jesús, todo es maravilloso.
    • para indicar contraste o comparación.
      • Lolita está muy alta para su edad.
Gramática de uso del Español. B1-B2. Ediciones SM.

あーDELEのB2取りたいなあ・・・年内に試験とか受けられるだろうか・・・。

今日の写真は、まあストーリーもめっちゃ進んでるわけでもないので、上で長々と引用してしまったスペイン語のテキスト(これで怒られるのを回避しようとしている)。フランス語の学習時の実感でもあるけど、下手に日本語を経由するよりも、こういうテキストや学校などの優れた環境が整うのであればその言語にどっぷり浸かって学習するほうが良い。このテキスト良かった。C1-C2のも欲しい。2019年7月の写真。

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