https://www.greencarcongress.com/2020/05/20200512-grl.html コロナ禍での大気汚染物質の研究。中国、西ヨーロッパ、米国で微粒子PM2.5とNO2は減少、他方で地上オゾンは中国にて増加。大気汚染のひどい地域で地上オゾンを分解する働きのあるNO2が減ったためと考えられる。大気浄化が一筋縄でいかないことを示す事例。
Month: May 2020
[pickup] Lime Just Became the Biggest Micromobility Company in the World
Uberと提携関係に入ったLimeがマイクロモビリティの世界最大手に。コロナの影響で配置を控えていたが回復途上の国では公共交通の代替手段としてコロナ前より利用率増の傾向。懸念はビジネスの非公共性と脆弱性。都市の恒常的ツールになれるか。
錬金術つかい(寛訳25)(“El Alquimista”)
そのイギリス人は建設現場の中に座って、動物たち、汗そして埃のにおいを嗅いでいた。それを集積所と呼ぶことはできなかった、せいぜい囲い場だった。『僕の全人生はこういう場所を通らなくちゃいけないことになってるんだ』、気もそぞろに化学雑誌をめくりながら思った。『十年の学習が僕をこの囲い場に導くとはね。』
[pickup] Apple makes mobility data available to aid COVID-19 efforts
https://www.apple.com/newsroom/2020/04/apple-makes-mobility-data-available-to-aid-covid-19-efforts/ アップルが今回のコロナを受けてモビリティ関連データを公開しているとのこと。
錬金術つかい(寛訳24)(“El Alquimista”)
少年は自分の部屋に戻って全ての持ち物をまとめた。もう立ち去ろうというとき、隅に投げつけられていた、羊飼いの古い巾着に気が付いた。その中にはまだ同じ本と上着があった。この最後のものを取り出し、道端の子どもにでもあげようと考えていたとき、二つの石が床を転がった。ウリムとトゥミムだった。
[pickup] Study using satellite data finds rate of urban growth much greater than previously thought
衛星写真を使った調査の結果、1985年から2015年にかけて地球上の都市部の面積は362,747 km2から653,354 km2へと80%の増加、平均すると毎年9,687km2増えている。 この間の人口増加率は52%とされている。商工業利用の拡大が多いと考えられる。
錬金術つかい(寛訳23)(“El Alquimista”)
少年は日が出る前に目覚めた。彼がアフリカ大陸を初めて踏みしめてから十一か月と九日が過ぎていた。
彼はアラブの服、白い麻でできた、その日のために特別に買ったものを着た。頭にはスカーフを着け、ラクダの皮でできた輪で留めた。新しいサンダルを履いて物音を立てずに降りた。
錬金術つかい(寛訳22)(“El Alquimista”)
人々は坂道を上った後でくたびれて着いた。するとそこに爽やかなミントティーのある綺麗なガラスの店を見つけた。人々は茶を飲むために入り、その茶はガラスの美しい水差しで給仕された。
錬金術つかい(寛訳21)(“El Alquimista”)
二か月以上が過ぎて重ね棚はガラスの店に多くの客を呼び込んだ。少年はあと六か月働けばもうスペインに戻り、六十匹の羊にさらにもう六十匹まで買うことができると計算した。一年もしないで群れを倍にしてアラブ人たちと商売ができる、というのもすでにその異国の言語を話せるようになっていたのである。市場でのあの朝からウリムとトゥミムを再び用いることはなかった、なぜならエジプトは彼にとってあまりに遠い夢になってしまったのだ、商人にとってメッカの町がそうであったように。しかしながら、少年は今や仕事に満足していて勝者としてタリファに上陸するときのことをいつも考えていた。
錬金術つかい(寛訳20)(“El Alquimista”)
第二部
少年はほとんど一か月ガラス商人のために働いており、それは彼を幸せにする類の仕事というわけではなかった。商人は一日中陳列台の後ろでぶつくさ言って過ごし、商品に気を付けるように、何も壊したりしないようにと要求していた。