[pickup] US per capita transportation sector energy consumption has been relatively flat since 1974

米国、セクター別一人あたりエネルギー消費量の1950~2019年の推移。交通セクターは通期で54%増も1974年からはほぼ横ばい。産業セクターは通期7%減、ピーク時の1973年比で36%減。住宅は通期64%増、商業は116%増。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201027-fotw.html

[pickup] Pedestrians First by ITDP

ITDP、インクルーシブ都市の形成を支援するオンラインツール「Pedestrians First」を公開。千近くの世界の都市の歩きやすさに係るデータも。インクルーシブ交通の測定、地域の点検、通りの探索、都市数値の閲覧といった主要4ツール。

[pickup] Only 60 per cent of U.S. transit agencies have cyber-attack preparedness plans

米国は公共交通を国家の安全に係る重要インフラ16セクターのひとつとしている。調査の結果、交通機関(対象90組織)の40%がサイバー攻撃への応答プランを持たず、36%がサイバー災害からの回復プランを持たず、67%がサイバー危機下のコミュニケーションプランを持たないことが判明した。

[pickup] COVID Killed Rush Hour — But Spread Pain All Day

米国5都市(シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンDC)での調査によるとコロナで減少した交通量が戻ってきて、かつての朝ピークは9時~15時の長いラッシュアワーに変化した。自転車利用も年12%増えており、新たな傾向をインフラ計画に反映させる必要がある。 記事内グラフを見て、そもそも2019年から朝ピークが低いのが印象的だった。

[pickup] To Build a Better Bus Lane, Just Paint It

米国の「TTL:戦略的公共交通車線」バス専用車線についてのUCLAによる調査。ペイントするだけで旅行時間や事故数に顕著な改善がみられる。パイロット事業で効果を示すことが大事。ボストン近郊Everettの「やってみなはれ」方式が面白い。

[pickup] Mayor Finally Takes His Busway Victory Lap, Highlighting Need for More Car-Free Transit Routes

米国ニューヨーク、2019年後半からの14番通りバス専用道にかかる交通施策の評価。バス乗客が大幅に増え、周辺道路の旅行速度への影響は限定的で、自転車の需要が高まっている。他のエリアにも広げる意向。 市役所の報告ページおよび報告書はコチラ。https://www1.nyc.gov/office-of-the-mayor/news/625-19/mayor-de-blasio-releases-first-14th-street-busway-report

[pickup] Metro releases Understanding How Women Travel report

米国での女性の交通に着目した研究。公共交通、特にバスの利用者は女性の方が多い。女性の57%は子連れ。夜間に電車・バス待ちしていて安全と感じる女性は13%(男性30%)。バス利用女性の59%、電車だと34%が低所得層。 Metro releases Understanding How Women Travel report

[pickup] Studies find global COVID-19 lockdowns have significantly reduced PM2.5 and NO2 pollution, but ozone up

https://www.greencarcongress.com/2020/05/20200512-grl.html コロナ禍での大気汚染物質の研究。中国、西ヨーロッパ、米国で微粒子PM2.5とNO2は減少、他方で地上オゾンは中国にて増加。大気汚染のひどい地域で地上オゾンを分解する働きのあるNO2が減ったためと考えられる。大気浄化が一筋縄でいかないことを示す事例。