米国の大都市、ライドシェアにより自動車交通量が増えて公共交通利用者が減ったとのUC Davisの研究。ライドシェア利用の49~61%が公共交通やバイク・徒歩からの切り替えあるいは新規に誘発された移動(自動車からの切り替えではなく)。バスが6%減、LRTが3%減。
Month: June 2020
[pickup] Les temps de parcours à pied / à vélo dans Paris en une infographie
パリ市内の各主要エリア間を徒歩あるいは自転車で移動する際に要する標準時間の地図。自転車は、普通自転車の場合と電動自転車の場合それぞれ。(2019年末の大規模デモの際に作られたもの)
[pickup] Scooter Riders Hate Wearing Helmets. Maybe This Will Help.
電動スクーター利用者の80%がヘルメットを着用しない。病院に運ばれる利用者のヘルメット着用率は1%以下で、45%が頭部の怪我を伴う。Birdではヘルメット着用のセルフィ―の登録でクレジットを与える“Helmet Selfie”をワシントンDCで開始。インフラの適応を待つことはできない。
[pickup] Delhi, Mumbai, Seoul and Wuhan see record-breaking clear skies as Covid-19 lockdowns subdue air pollution
インドの首都デリー、PM2.5が健康水準の10倍だった昨年から6割減(未だ水準の3倍ではある)。中国の武漢では半減。世界の各都市でおよそ25%から60%減。ただし経済活動を再開した都市では挽回のためか以前を上回る排出傾向も観察されている。
錬金術つかい 目録
2020年4月18日から6月13日まで57日間で作成した「錬金術つかい」の57記事、およびその後3日間で記した「まとめ」の3記事の、目録です。初めから読む場合、特定の箇所へピンポイントで飛びたい場合なんかに役立てばと思います。
錬金術つかい 寛訳を終えてのまとめ3・感想編
いよいよ締めとして、まとめ3・感想編を書きたいと思います。
これまで60日間連続で向き合ってきた錬金術つかいとの別れが迫り、せつない気持ちがふつふつであります。
錬金術つかい 寛訳を終えてのまとめ2・内容編
昨日に引き続き、今日はまとめ2・内容編を書いていきます。
錬金術つかい 寛訳を終えてのまとめ1・翻訳編
錬金術つかいの連載を昨日で終えました。2020年4月18日から6月13日まで、57日間での取り組みとなりました。あらためて、読んでくださった方、見守ってくださった方、ありがとうございました。
錬金術つかい(寛訳57・完)(“El Alquimista”)
少年は名をサンチアゴと言った。見捨てられた小さな教会に着いたときにはもうほとんど夜になっていた。シカモアイチジクはまだ用具室にあり、そしてまだ朽ちかけた天井の隙間から星たちを見ることができた。かつてここに羊たちといたことそして穏やかな夜だったことを思い出した、あの夢を除いては。
錬金術つかい(寛訳56)(“El Alquimista”)
少年は砂漠を二時間半歩いた、心が言うことを注意深く聞こうと努めながら。宝が隠されている正確な場所を彼に明かしてくれるのはその心なのだった。