[pickup] Three cities turning e-scooter data into infrastructure improvements

電動スクーターによるマイクロモビリティの収集・蓄積されたデータがインフラを変える。Birdは2017年以来データ公開の方針を打ち出しており、自治体のインフラ整備に寄与している。 米国アトランタではポップアップ車線で自転車とスクーター利用者が58%増、安全になったと感じる市民が73%。イスラエルのテルアビブ、Birdサービス開始の2018年8月からの2年間で利用数500万トリップ超える。米国サンタモニカ、マイクロモビリティ利用者の約半数は自動車の代用を意図していると回答。

[pickup] US per capita transportation sector energy consumption has been relatively flat since 1974

米国、セクター別一人あたりエネルギー消費量の1950~2019年の推移。交通セクターは通期で54%増も1974年からはほぼ横ばい。産業セクターは通期7%減、ピーク時の1973年比で36%減。住宅は通期64%増、商業は116%増。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201027-fotw.html

[pickup] Japan Pledges Net-Zero Emissions by 2050 Without Clear Roadmap

日本、2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにすると約束。 https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-10-25/japan-s-suga-set-for-emissions-pledge-in-first-policy-speech 「Pledge」ってすごく確固とした約束という印象なので、所信表明演説で言ったよっていう日本国内での受け止めより国際的には重大かも。タイトルからして「明確な道筋はないが」とも書かれてるけど、言っちゃって引っ込みつかなくして進めるのはひとつの手だと思う。

[pickup] Dubai RTA updates its five-year artificial intelligence strategy

ドバイの道路交通局RTA、AI活用に関するアセスメント調査を終え5か年計画を更新するとともに2031年へのロードマップを掲げる。AIで効率化を図る32事業がこれまでに完了し、31事業が実施中、140事業が新たに特定された。ベンチマーキング調査はロンドン、シドニー、ニューヨーク、ソウル、シンガポール。 (日本の都市は出る幕ナシだよね…)

[pickup] Autonomous Electric Shuttle Pilot Project in Fairfax County

米国ヴァージニアのフェアファックス郡で産官学連携の自動運転電気シャトルのパイロット事業が開始。月~木の10~14時、15-20分毎、メトロ駅から2km弱離れた市街地(バスは直通していない模様)を約15分、最高時速16kmで結ぶ。リアルタイム運行情報も公開(アクセス時には見られなかったけど)。 https://www.fairfaxcounty.gov/transportation/autonomous-shuttle-pilot

[pickup] RATP beginning tests of Solaris Urbino 12 hydrogen bus in Paris

仏国パリ交通公団RATPがポーランドSolarisの燃料電池バスUrbino12の運用試験を開始へ。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201023-ratp.html Solarisは欧州最大規模の受注台数を誇る大手メーカーで、都市内・都市間型の三軸電気バスUrbino15LEも発表したところ。要ウォッチ。 https://www.greencarcongress.com/2020/10/20201021-solaris.html

[pickup] Could Car Share Become a Part of Transit?

米国ミネアポリスとセントポールにて乗捨てカーシェア開始へ。PPP事業。交通利便性が低い低所得者が多く住む地区をターゲットに、他の便利で安価な交通手段(公共交通や自転車サービス)に到達して乗り捨てられることを想定。ステーションに返した場合は割引。 2000年代初頭に開始したカーシェアの半分は閉鎖された。高すぎる税金が一因。最大規模を誇るZipcarは、公共交通の整備された都市では「たまに運転する」顧客をターゲットにして成功し、顧客の半数が自家用車の購入を見送った。地方都市では学内に停車場を設けるなど大学生をターゲットにした。

[pickup] You’ve got mail: Japan Post delivery robot debuts in Tokyo

日本郵便、自動配送ロボットの公道走行実験を東京で実施。病院内のコンビニから郵便局までの700mを25分で走行。最大30kgの荷物を時速6kmで運搬可能。2021年度の実用化を目指す。 https://www.japantimes.co.jp/news/2020/10/07/business/corporate-business/japan-post-delivery-robot/

[pickup] Pedestrians First by ITDP

ITDP、インクルーシブ都市の形成を支援するオンラインツール「Pedestrians First」を公開。千近くの世界の都市の歩きやすさに係るデータも。インクルーシブ交通の測定、地域の点検、通りの探索、都市数値の閲覧といった主要4ツール。

[pickup] Only 60 per cent of U.S. transit agencies have cyber-attack preparedness plans

米国は公共交通を国家の安全に係る重要インフラ16セクターのひとつとしている。調査の結果、交通機関(対象90組織)の40%がサイバー攻撃への応答プランを持たず、36%がサイバー災害からの回復プランを持たず、67%がサイバー危機下のコミュニケーションプランを持たないことが判明した。